ビタミンCのサプリ&コスメおすすめ|気になる日焼けとの関係や併用、タイミングを解説

こんにちは!化粧品検定1級&成分上級SPのしらたま(@megaminocosme)です。今回は、ビタミンC配合のコスメやビタミンC内服薬(※1)についてお届けしていきます。
ビタミンCと言えば、スキンケアでもインナーケアでも定番の成分。しかし、その一方で「朝にビタミンCは、塗ったり服用したりしない方が良い」なんて噂も聞きませんか?


そこでこの記事では、効果的にビタミンCを取り入れるタイミングや方法、そしておすすめアイテムを詳しく解説していきます。
シミが気になる・・・
健やかな肌を目指したい!
やっぱり、朝のビタミンCは控えるべき?
という方は、ぜひ最後までご覧ください。
※1 外用:一般化粧品または医薬部外品として配合、内服:第3類医薬品として配合
ビタミンC製品の選び方の基礎知識

ビタミンC製品を選ぶ際は、成分の特徴や使用タイミング、製品の分類について正しく理解しておくことが大切です。

「朝に使うと日焼けする」という噂の真偽や、医薬部外品と一般化粧品の違いについても知っておきましょう。
ここでは、ビタミンC製品選びで知っておきたい基礎知識をご紹介します。
ビタミンCとビタミンC誘導体の違い

ビタミンC(L-アスコルビン酸)は不安定で酸化しやすい成分のため、化粧品には安定性を高めた「ビタミンC誘導体」が多く使われています。
ビタミンC誘導体には水溶性と油溶性があり、それぞれ特徴が異なります。
一般的に水溶性ビタミンC誘導体はさっぱりとした使用感、油溶性ビタミンC誘導体は保湿感があり乾燥肌の方にも使いやすいとされています。

敏感肌の方は、純粋なビタミンCに比べて刺激が少ないとされるビタミンC誘導体配合の製品が手に取りやすいです。
また、乾燥肌の方は、セラミドやヒアルロン酸などの保湿成分が併せて配合されているものや、油溶性ビタミンC誘導体を配合した製品が選択肢になります。
ビタミンCと日焼け・朝の使用の関係性
「ビタミンCを朝に取り入れると日焼けする」という噂がありますが、実際にはビタミンCと日焼けの間に明確な関連性はなく、朝もビタミンC配合化粧品を使うことができます。

むしろビタミンCは、朝や日中こそ取り入れたい成分。30代の筆者も、20代からほぼ毎日取り入れています。
朝にもビタミンC配合化粧品を使うことで、紫外線や乾燥など外的環境にさらされやすい日中に備えて肌を整えておくことができます。
またビタミンC製品と日焼け止めを組み合わせて使うことで、スキンケアと紫外線防御を両立できます。
【塗る】ビタミンC配合の医薬部外品化粧品の承認効能効果
スキンケアでビタミンC(※2)を効率よく取り入れたい方は、「医薬部外品(薬用)」の表記を目印に化粧品を探していきましょう。
ビタミンC(※2)配合の医薬部外品(=美白化粧品)は、「メラニンの生成を抑え、シミやそばかすを防ぐ」という効能効果を、国(厚生労働省)が認めています。

その美白化粧品の有効成分がビタミンC(※2)であれば、「規定量以上の有効成分としてビタミンC(※2)が入っている」という目安にもなります。
一方、「薬用」などの記載がない一般化粧品の場合は、保湿整肌成分としての配合となり、効能効果の表現には制限があります。
※2 ビタミンCもしくはビタミンC誘導体(有効成分)
【飲む】ビタミンC配合の医薬品の承認効能効果(第3類医薬品)
飲むビタミンCには、ビタミンCを有効成分とした医薬品があります。いわゆる、ビタミン剤の一種です。
ビタミンCが有効成分の医薬品は、「シミ、そばかす、日やけ・かぶれによる色素沈着緩和」の効果が認められています。
インナーケアは、化粧品を変えたり増やしたりせずに挑戦できるのがメリット。すでに美白化粧品を使っている方の、サポートアイテムとしてもおすすめです。
ビタミンCは塗るのと飲むの、どっちが良い?

「化粧品とサプリ、どちらでビタミンCを取り入れる方がより効果的?」という疑問に関しては、その人のライフスタイルによって異なります。
スキンケア(塗る・化粧品)がおすすめな方
化粧品を塗ることで直接肌に働きかけるスキンケアは、気になる部分を集中的にケアしたい方に適しています。
特に、紫外線を浴びやすい環境にいる方や、スキンケアの時間を楽しみたい方には、塗るタイプのビタミンCがぴったりです。
- 紫外線を日頃からよく浴びる(医薬部外品でシミ予防)
- 香り・使用感で特別感を味わいたい
- サプリやお薬を飲むことが苦手
- 部分的・集中的なケアがしたい
- 強気にケアしていきたい
インナーケア(飲む・サプリ)がおすすめな方
サプリや医薬品を飲むことでの体の内側からのアプローチは、全身のケアや継続しやすさを重視する方におすすめです。
すでにスキンケアルーティンが確立されている方や、肌が敏感でスキンケア製品を増やすのに不安がある方は、飲むタイプから始めてみてはいかがでしょうか。
- スキンケアは変えたくない、増やしたくない
- すでに美白化粧品を使っている
- なにかインナーケアを始めたい
- 肌が敏感、乾燥しやすい
- 全身をケアしたい
ビタミンCはサプリと化粧品を併用してもOK!
化粧品を使ったスキンケアと、サプリ・医薬品を使ったインナーケアは、役割が異なるため併用されることもあります。
特に、日焼けによるシミ対策を意識したい方には、
- ビタミンC(※2)を有効成分とした医薬部外品の美白化粧品
- ビタミンCを有効成分とした飲む医薬品(第3類医薬品)
のいずれか、あるいは両方を取り入れる方法もあります。
「サプリメントと化粧品を一緒に使っても大丈夫?」と心配される方もいらっしゃいますが、化粧品から肌を通じて体内に取り込まれる量は、体調に影響するほど多くはありません。
ただし、ビタミンCサプリメントは大量に摂取すると体調に影響が出る場合があるため、用法・用量を守ることが大切です。

化粧品については、お肌の状態に合わせて無理なく続けるようにしましょう。
※1 医薬品(第3類医薬品)または医薬部外品(薬用化粧品)の有効成分として、もしくは一般化粧品の保湿整肌成分として
※2 ビタミンCもしくはビタミンC誘導体(有効成分)


ビタミンC(※2)配合の医薬部外品4選(化粧水/美容液/オールインワン)
それでは、ビタミンC(※2)を有効成分にした、医薬部外品の美白化粧品をご紹介していきます。

化粧水・美容液・オールインワンなど、いろんなタイプから厳選しました。どれも、化粧品検定1級&成分上級SPな筆者おすすめのラインナップです。
※2 ビタミンCもしくはビタミンC誘導体(有効成分)
※価格はchocure編集部調べ、2025年8月時点。販売状況は変更になる場合があります。
ファンケル 薬用美白(※3) ブライトニングシリーズ

*1 ファンケルの「無添加化粧品」は、防腐剤・合成香料・合成色素・石油系界面活性剤・紫外線吸収剤を一切使っていません。
*2 「美白」とは、メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐ効果のことをいいます。
セット価格:税込1,800円
こんな方におすすめ
- コスパ重視でじっくり試したい
- 日焼けに弱く、肌が荒れやすい
- 乾燥~オイリー肌
特徴
ファンケル 薬用美白(※3) ブライトニングシリーズは、ファンケル独自の研究データから誕生したコスメセット。シミと肌荒れを同時に予防する上に、みずみずしい保湿感で夏も使いやすいです。
しかも「通常サイズの化粧水&乳液+α」を2,000円以下で試せるWEB限定セットもあります。送料無料、定期購入の申込も不要でというトライのしやすさ。ぜひ、一度お試ししてみてください。

\お得に美白(※3)ケアするなら!/
※3 メラニンの生成を抑え、シミやそばかすを予防する
フレイスラボ ホワイトVCセラム

- 定期初回価格:税込3,278円/30mL
- 定期2回目~価格:税込6,578円/30mL
- 通常価格:税込8,778円/30mL
こんな方におすすめ
- 肌に真っ先にビタミンC(※4)を届けたい
- 今のスキンケアは変えたくない
- 浸透(※5)感にこだわりたい
特徴
フレイスラボ ホワイトVCセラムは、洗顔後1番最初に使う導入美容液です。まっさらな肌にビタミンC(※4)をダイレクトに届けます。
美容液自体はトロっとしたテクスチャー。しかし、肌になじみきるとサラッと軽いです。後のスキンケアやメイクを邪魔せず、オイリー肌さんも使いやすい印象です。
※4 3-O-エチルアスコルビン酸(ビタミンC誘導体)(有効成分)
※5 角層まで

\初回62%OFF!いまならお得に試せる/
アスタリフト エッセンス インフィルト

価格:税込7,700円/30mL
こんな方におすすめ
- シミができやすい
- 肌に透明感が欲しい
- 成分重視で選びたい
特徴
アスタリフト エッセンス インフィルトは、大人の肌のためのリッチな美白(※3)美容液です。シミ・くすみ(※6)・ハリ弾力・肌荒れ予防・うるおいケアまで抜かりなしの一本。
1本で複数のアプローチがかけられるので、コスパが良いとも言えます。他のスキンケアがシンプルでも、充実したお手入れが可能です。
※3 メラニンの生成を抑え、シミやそばかすを予防する
※6 乾燥による
カナデル プレミアホワイト(オールインワンジェル)

通常価格:税込4,180円/58g
こんな方におすすめ
- お肌をマルチにケアしたい
- 忙しくても美容を諦めたくない
- 手軽に賢くスキンケアしたい
特徴
カナデル プレミアホワイトは、美白(※3)、肌荒れ、保湿をたった1つでケア。オールインワンなのに、大人の肌にもモチっと手厚い保湿感です。
有効成分は、ビタミンC(※7)×トラネキサム酸。悩める肌に心強い組み合わせですが、これが意外とレアなのです。成分上級SPの筆者も一目置くオールインワンです。
※3 メラニンの生成を抑え、シミやそばかすを予防する
※7 3-O-エチルアスコルビン酸(有効成分)
ビタミンCが有効成分のサプリ&第3類医薬品おすすめ4選
続いて、ビタミンCを有効成分にしたサプリや医薬品(第3類医薬品)をご紹介します。

一般に、サプリメント(食品)は健康維持を目的とするのに対し、第3類医薬品は有効成分の働きによって特定の効果が認められている点が異なります。
選ぶポイントは、ビタミンC以外の成分や、飲む量もチェックすること。「続けたい!」「これなら習慣化できそう!」と思ったものを選んでみてくださいね。
※価格はchocure編集部調べ、2025年8月時点。販売状況は変更になる場合があります。
ホワイピュアEX

- 定期初回価格:税込2,090円/120錠
- 定期2回目~価格:税込5,423円/120錠
- 通常価格:税込6,380円/120錠
こんな方におすすめ
- いろんな成分を一緒に摂りたい
- 持ち歩きやすいものがいい
- シミができやすい
飲む量(15歳以上)
1回2錠を1日2回
効果・効能
- 次の諸症状の緩和:しみ、そばかす、日やけ・かぶれによる色素沈着
- 次の場合の出血予防:歯ぐきからの出血、鼻血「ただし、これらの症状について、1カ月ほど使用しても改善がみられない場合は、医師、薬剤師又は歯科医師に相談すること。」
- 次の場合のビタミンCの補給:肉体疲労時、妊娠・授乳期、病中病後の体力低下時、老年期

\今なら2,090円で試せる!/

ホワイピュアEXは、ビタミンC以外にもさまざまな有効成分を配合しています。多方向から積極アプローチできるのが、頼もしいですね。
また、チャック付きの袋に入っているので、かさばらずにそのまま持ち歩けます。飲む量的にも続けやすい印象です。

ちなみに定期購入を申し込めば、初回は税込2,090円でお試可能です(送料無料)。初回だけの利用OKなので、まずはこちらから試してみるのもアリですよ。
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ハイチオール ホワイティア プレミアム

参考価格:税込2,641円/120錠(Amazon価格)
こんな方におすすめ
- ドラッグストアで買えるものが良い
- 飲み込みが苦手
飲む量(15歳以上)
1回2錠を1日2回
効果・効能
- 次の諸症状の緩和:しみ、そばかす、日やけ・かぶれによる色素沈着
- 次の場合の出血予防:歯ぐきからの出血、鼻血「ただし、これらの症状について、1カ月ほど使用しても改善がみられない場合は、医師、薬剤師又は歯科医師に相談すること。」
- 次の場合のビタミンCの補給:肉体疲労時、妊娠・授乳期、病中病後の体力低下時、老年期
ハイチオール ホワイティア プレミアムは、ビタミンC含有量は少なめながらも、効率よくシミ対策。有効成分はビタミンCの他に、LシステインとビタミンB6配合です。
また、独自のコーティング技術で小型化を実現。飲み込みが苦手な方でも、比較的服用しやすいです。
ビタミンC錠2000「クニキチ」 180錠

参考価格:税込837円/180錠(Amazon価格)
こんな方におすすめ
- ビタミンCが摂れればいい
- プチプラで探したい
- 噛めるものが良い
飲む量(15歳以上)
1回4錠を1日2~3回
効果・効能
- 次の場合のビタミンCの補給:肉体疲労時、妊娠・授乳期、病中病後の体力低下時、老年期
- 次の諸症状の緩和:しみ、そばかす、日やけ・かぶれによる色素沈着
- 次の場合の出血予防:歯ぐきからの出血、鼻血
※ただし、これらの症状について、1カ月ほど使用しても改善がみられない場合は、医師、薬剤師又は歯科医師に相談すること。
ビタミンC錠2000「クニキチ」は、有効成分がビタミンC&ビタミンB2のみ。とてもシンプルなビタミン剤です。
瓶タイプなので、持ち運びはピルケースなどを用意しておくのがおすすめ。水なしでも服用でき、いつでもどこでもサッと飲めます。
オバジCインナーリポショット

参考価格:税込3,780円/28本
こんな方におすすめ
- インナーケアがなかなか続かない
- 錠剤タイプが苦手
- おいしく続けたい
飲む量の目安
1日2本(食品のため、目安量です)
オバジCインナーリポショットは水なしで飲めるグレープフルーツ風味の顆粒タイプで、飲みやすさ・続けやすさを大切にしたい方におすすめです。
1本ずつ個包装になっているので、場所や飲むタイミングに合わせて持ち歩きやすいのも魅力的。

ビタミンC(※8)配合のおすすめ日焼け止め・パック(一般化粧品)
ビタミンC(※8)は、一般化粧品に配合されていることもあります。例えば、お肌のハリや引き締めなどが期待できるアイテムです。
一般化粧品に入っているビタミンC(※8)は、濃度や処方がさまざま。先進技術が使われていたりユニークな商品も多く、美容上級者にこそ人気なジャンルです。
※8 保湿成分・整肌成分として(ビタミンC誘導体を含む)
メラノCC ディープデイケアUV乳液(日焼け止め)

参考価格:税込1,210円/50g
基本情報
- SPF50+/PA++++
- 顔用、化粧下地にも
- UV耐水性★★、皮脂崩れにも強い
こんな方におすすめ
- パサつき・きしみを感じないものがいい
- 皮脂テカリが目立ちやすい
- コスパで選びたい
特徴
メラノCC ディープデイケアUV乳液は、一時完売が続いたバズり日焼け止め。ビタミンC(※9)配合なうえ、1,000円台とは思えぬ仕上がりや機能性です。
乾燥肌な筆者も去年から愛用。朝から手軽に、ビタミンC(※9)を取り入れられます。使用感は軽やかなジェル。サラサラすぎず、ツヤも出すぎすで使いやすいです。
※9 アスコルビルグルコシド、リン酸アスコルビルMg(保湿)
オバジC デイセラムUV(日焼け止め)

参考価格:税込3,300円/30g
基本情報
- 保湿成分も配合
- SPF50+/PA++++
- 顔用、化粧下地にも
こんな方におすすめ
- スキンケアでビタミンC(※10)を取り入れるのが難しい
- でもエイジングケア(※11)を徹底したい
- 軽いカバー効果や血色感(※12)も欲しい
特徴
オバジC デイセラムUVは、SNSでも話題。ビタミンC(※10)が、紫外線に反応して溢れ出る技術を使っています。
デイセラムUVは、色が付かないクリアタイプ。ご紹介しているものの他にも、ベージュ系2色の「デイセラムBB」があります。「デイセラムBB」は時短メイクにもぴったりですよ。
※10 テトラヘキシルデカン酸アスコルビル(保湿)
※11 年齢に応じたお肌のお手入れ
※12メイクアップ効果による

ドクターシーラボ VC100エッセンスローションEXフェイスマスク(パック)

参考価格:税込2,640円/20枚入り
こんな方におすすめ
- いつものケアに物足りなさを感じる
- しっかり浸透(※5)させたい
- うるおいも欲しい
特徴
VC100エッセンスローションEXフェイスマスクは、しっかりとビタミンC(※13)をチャージできるパックです。しっかり保湿も期待でき、一石二鳥の商品です。
ビタミンC(※13)に加え、ビタミンBの一種「ナイアシンアミド(※14)」まで配合です。浸透性(※5)にもこだわった処方で、気合を入れたい日も集中ケアしてくれます。
※5 角層まで
※13 パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na(整肌)
※14 整肌
【Q&A】ビタミンCスキンケアの疑問に答える
まとめ|ビタミンCの取り入れ方とおすすめアイテムの選び方
ということで今回は、ビタミンC(※1)を取り入れるタイミングや、おすすめアイテムをご紹介してきました。
スキンケアは日々のライフスタイルや肌の状態に合わせて、無理なく続けられる方法から始めることが大切です。塗る・飲むのどちらか一方にこだわらず、状況に応じて併用も検討してみてくださいね。

ビタミンC(※1)は継続することで力を発揮する成分です。肌や体調の変化と向き合いながら、自分に合った取り入れ方を見つけていきましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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※1 医薬品(第3類医薬品)または医薬部外品(薬用化粧品)の有効成分として、もしくは一般化粧品の保湿整肌成分として
※3 メラニンの生成を抑え、シミやそばかすを予防する
