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肌にやさしい成分「アゼライン酸」とは?特長・使い方・選び方を解説

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肌にやさしい成分「アゼライン酸」とは?特長・使い方・選び方を解説

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こんにちは、化粧品成分上級スペシャリストのしらたま(@megaminocosme)です。

本日は「アゼライン酸とは?」というテーマでお届けします。

ニキビや肌の赤み、シミ予防に関心のある方の中には、「肌への刺激が少なく、でも働きが期待できる成分はないかな?」と思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

しらたま
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実は私も、肌がデリケートで刺激の強い成分に悩んでいた一人です。

しかし、アゼライン酸という成分に出会い、そのマイルドな使用感と働きに魅力を感じています。

この記事では、化粧品成分上級スペシャリストの視点から、アゼライン酸の特徴や期待できる働き、使い方などを分かりやすく解説します。

最後までお読みいただければ、アゼライン酸がご自身のスキンケアに合うかどうか、判断する参考になるはずです※1。それでは、早速見ていきましょう。

※1 本記事の内容は化粧品に関する一般的な説明です。すべての方に当てはまるわけではなく、効果や安全性を保証するものではありません。

目次

アゼライン酸とは?天然由来の穏やかな成分

植物と化粧品

アゼライン酸(Azelaic Acid)は、小麦やライ麦などの穀物や酵母に含まれている天然由来の酸です。

しらたま
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食品にも含まれており、私たちが日常的に摂取している成分であることから、化粧品に配合された場合、使用感がマイルドで肌に使いやすいとされています。※2

飽和ジカルボン酸という種類に分類され、水に溶けにくい性質のため、主にクリームやジェルタイプの化粧品として使用されます。

まずアゼライン酸がどのように使用されているかを見てみましょう。

※2 赤みの原因が皮膚疾患の場合は、必ず専門医にご相談ください。化粧品は疾患を治療するものではありません。

アゼライン酸の歴史と世界での利用

アゼライン酸は、約30年以上にわたり海外でニキビ肌や酒さ(赤ら顔)の方向けのスキンケア成分として使用されており、世界80か国以上で医薬品として承認された実績のある成分です。

現在日本では医薬品未承認です。

しらたま
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もともとはメラニンの生成を抑える働きに着目した研究開発が進められていましたが、その過程でニキビを防ぐ働きも発見され、以来、ニキビ予防や肌を明るく保つ成分として知られています。

一部の皮膚科医からは「万能な成分だが、全ての肌悩みを解決するものではない」との意見もありますが、ニキビ予防や肌の赤み、シミ予防など、幅広い肌悩みにアプローチできる成分として紹介されています※1。

※1 本記事の内容は化粧品に関する一般的な説明です。すべての方に当てはまるわけではなく、効果や安全性を保証するものではありません。

日本での位置づけ

日本ではアゼライン酸は医薬品として承認されていないため、アゼライン酸を含む医薬品はありません。

一方、化粧品成分として配合された製品は国内でも入手可能です。

しらたま
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近年、ロート製薬からアゼライン酸を高濃度(20%)で配合したクリーム「DRX AZAクリア」が医療機関向けに登場し注目されました。

とはいえ「DRX AZAクリア」は病院・クリニック専売化粧品であり、基本的にドラッグストアなどで誰もが気軽に購入できる製品はまだ少ないのが現状です。

アゼライン酸がおすすめな人

アゼライン酸は、さまざまな肌悩みに対してスキンケアの一環として取り入れられている成分です。

しらたま
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次のような肌の状態が気になる方は、アゼライン酸配合の化粧品を試してみるのも一つの方法です(※1)。

  • 肌荒れやニキビが気になりやすい方
    • 肌をすこやかに保つサポートが期待されるため、肌荒れを防ぎたい方に向いていることがあります。※1
  • 肌のトーンの乱れやくすみが気になる方
    • 肌のキメを整え、明るく見せたい方のスキンケアに取り入れられることがあります。※1
  • 肌の赤みや乾燥が気になる方
    • 外的刺激による肌トラブルから肌を守るサポートが期待されます。※1
  • 毛穴の目立ちや皮脂のべたつきが気になる方
    • 肌の水分・油分のバランスを整えることで、肌を健やかに保つサポートをします。※1
  • 肌がデリケートで刺激の強い製品が合わない方
    • アゼライン酸は比較的マイルドな使用感とされることが多く、敏感肌の方からも選ばれることがあります。※1

※1 本文は化粧品に一般的に言及した内容であり、すべての方に効果があることを示すものではありません。

アゼライン酸に期待できる働き – ニキビ予防・肌荒れ・肌のお手入れへのアプローチ

保湿クリーム

それでは次に、このアゼライン酸が具体的にどのような働きをするのかを見ていきましょう。

しらたま
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アゼライン酸は、ニキビ予防、肌荒れ防止などの働きが期待されている成分です。

ここでは主な働きを肌悩み別に解説します。

ニキビへの働き(肌を清浄に保つ・肌荒れを防ぐ・角質ケア)

アゼライン酸はニキビの原因となりうる要素に多角的にアプローチします。

  • 毛穴の詰まりを防ぐ
    • 穏やかな角質ケア作用により、毛穴周りの古い角質が厚くなるのを防ぎ、毛穴が詰まりにくい状態に整えることができます※1。これにより、ニキビを防ぐ効果が期待できます。
  • アクネ菌の増殖を抑制(肌を清浄に保つ)
    • ニキビの原因の一つである皮膚常在菌(アクネ菌)が過剰に増えるのを防ぎ、肌を清浄に保つことが期待されています※1。抗生物質とは異なる働き方のため、長期的に使用しやすい点も特徴です。
  • 肌荒れを防ぐ
    • 赤みを伴うニキビによる肌荒れに対し、アゼライン酸は肌をすこやかに保つ働きがあります※1。

これらの働きが組み合わさり、アゼライン酸はニキビ予防に幅広く役立ちます。

しらたま
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海外のニキビ治療ガイドラインでは、軽度のニキビに対して第一選択肢に挙げられることもある成分です。

※1 本記事の内容は化粧品に関する一般的な説明です。すべての方に当てはまるわけではなく、効果や安全性を保証するものではありません。

色素沈着への働き(肌のキメを整える・透明感のある肌へ)

アゼライン酸は、炎症後に残りやすい茶色い色素沈着を目立たなくする働きも期待できます。

肌のターンオーバーを整える働きが報告されており、肌のキメや透明感のサポートが期待されています※1。

※1 本記事の内容は化粧品に関する一般的な説明です。すべての方に当てはまるわけではなく、効果や安全性を保証するものではありません。

肌の赤みへの働き(肌荒れを防ぎ、すこやかに保つ)

頬や鼻の慢性的な赤み(※3)が気になる方にとっても、アゼライン酸は選択肢の一つです。

アゼライン酸は肌荒れを防ぐ作用により、肌の状態を整える効果が期待できます。

しらたま
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特に、赤みを伴うタイプの肌荒れに対し、肌をすこやかに保つ働きが期待されます※1。

刺激が少なく長期的に使用しやすい点も、慢性的な肌の赤みに悩む方には適しています。

※3 赤みの原因が皮膚疾患の場合は、まず皮膚科専門医にご相談ください。化粧品は疾患を治療するものではありません。

肌の透明感への働き(肌のキメを整える・透明感サポート)

アゼライン酸には、肌のキメを整え、透明感をサポートする働きがあります。

しらたま
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肌のターンオーバーを整える働きによるもので、すこやかな肌状態を保つ効果が期待できます。

日焼けによる肌ダメージなどを防ぎ、透明感のある肌へと導きます。

海外ではアゼライン酸20%クリームが注目されており、マイルドな使い心地が報告されています。

その他の働き(皮脂調整・抗酸化・ターンオーバーサポート)

上記以外にも、アゼライン酸には以下のような働きが報告されています。

  • 皮脂分泌の調整
    • 過剰な皮脂の分泌を抑え、テカリやベタつきを軽減する働きが報告されており、脂性肌を整え、毛穴の開きや黒ずみを目立たなくする効果が期待できます。
  • 抗酸化作用
    • 活性酸素による肌へのダメージを防ぐ抗酸化作用も期待されています。これは、年齢に応じたお手入れ(エイジングケア)の一環としても役立つ可能性があります(シワそのものへの直接的な効果は確認されていません)。
  • 肌のキメを整える
    • 古い角質が溜まるのを防ぐことで、肌のキメを整え、すこやかに保つ働きも期待されています。

皮脂分泌の調整や、抗酸化作用、ターンオーバーサポートなどが報告されていますが、いずれも化粧品に期待される範囲の一般的な働きです※1。


アゼライン酸の製品濃度と選び方(10%・15%・20%)

化粧品

アゼライン酸配合の製品には、濃度にいくつかのバリエーションがあります。

しらたま
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一般的に10%15%20%の製品があり、濃度によって期待できる働きが異なります。

10%前後(低濃度)

10%前後は、主に化粧品として市販されている濃度です。

しらたま
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ETVOSの「バランシングVCクリアスポッツ」など、日本国内で正規販売されている製品にもアゼライン酸誘導体が配合されています。

刺激がよりマイルドなため、敏感肌の方や初めて使用する方でも試しやすいですが、働きも穏やかです。

ニキビ予防を目的とするには、科学的根拠が十分ではないとの見方もあります。まずは試してみたいという方は、10%程度の製品から始めるのが良いでしょう。

15%(中濃度)

15%は海外で医薬品として承認されている濃度で、研究報告もあります。

15%アゼライン酸配合製品が医薬品として処方されている国もあります。

海外の研究では、15%以上の濃度で様々な肌への働きかけが報告されています。

20%(高濃度)

20%は高濃度タイプの製品です。海外では20%配合製品が医薬品として承認されている国もあります。

しらたま
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日本でもロート製薬の「DRX AZAクリア」が20%配合で販売されています。

海外の研究では多くのデータが蓄積されている濃度ですが、人によっては一時的な刺激を感じる場合もあります。※4ただし、その肌への反応は一過性で軽度なことがほとんどと報告されています。

※4 高濃度アゼライン酸製品については、医薬品としての位置づけや安全性・副作用に留意が必要です。すべての方に適するものではありません。

アゼライン酸の使い方と肌への配慮

化粧品を使う

アゼライン酸は比較的やさしい使用感の成分ですが、効果的かつ安心して取り入れるためには、いくつかのポイントを押さえておくとよいでしょう。

使用方法とスキンケアの流れ

使用頻度や量は、各製品の説明に従うことが基本です。万が一、刺激を感じた場合には無理をせず、使用頻度を調整しながら続けましょう。

スキンケアの順番としては、洗顔後に化粧水や乳液などで肌を整えた後、アゼライン酸を含む製品を塗布します。朝に使用する場合は、その後に日焼け止めを重ねましょう。

しらたま
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なお、アゼライン酸自体には光毒性は確認されていませんが、スキンケア中の肌は紫外線の影響を受けやすいため、UVケアは忘れずに。

塗布の際は、適量を手に取り、気になる部分にやさしくなじませます。目の周りや粘膜、傷のある部分は避けてください。

肌の反応とその対処

アゼライン酸は刺激が少ないとされていますが、使用初期には一時的に熱感やかゆみを感じることがあります。

しらたま
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多くの場合、1〜2週間ほどで肌が慣れておさまりますが、刺激が強いと感じた場合は使用量や回数を減らすなど調整してみてください。

強い赤みや腫れが出た場合には、すぐに使用を中止し、皮膚科専門医への相談をおすすめします。また、新しい製品を使う前には、腕の内側などでパッチテストを行うと安心です。

他のスキンケア製品との併用について

複数のスキンケア製品を併用する場合は、それぞれの使用方法を確認し、肌の様子を見ながら少しずつ取り入れていくこと。これがポイントです。

しらたま
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特に、ピーリング成分や高濃度の酸など、刺激を感じやすい成分が含まれるアイテムと一緒に使う場合は注意が必要です。

同時に使うのではなく、時間帯を変えたり、使用頻度を調整するなど、肌の負担を避ける工夫をしましょう。

保湿ケアの重要性

アゼライン酸を取り入れる際は、保湿をしっかり行うことが肌のコンディションを整えるカギになります。

しらたま
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うるおいを保つことで成分による刺激を感じにくくなる場合があります。

アゼライン酸は穏やかに働くため、実感を得るにはある程度の期間が必要です。

アゼライン酸含有製品の購入方法

保湿クリーム

日本ではアゼライン酸配合の製品は入手方法が限られています。それぞれの特徴を理解しておきましょう。

方法①:市販の化粧品を入手する

国内の店舗ではほとんど見かけませんが、通販サイトなどで化粧品(濃度10%程度)を購入できます。

しらたま
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ETVOSなど国内ブランドの製品もあります。

方法②:クリニックで医師の診察を受けて入手する

皮膚科や美容皮膚科では、医師の診察のもとでアゼライン酸配合クリーム(例:「DRX AZAクリア 20%クリーム」など)を処方・購入できる場合があります。

しらたま
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医師による適切なアドバイスや、使用後のフォローが受けられることが大きなメリットです。

また、国内流通品であれば品質や成分が一定水準で管理されているため、模倣品や偽装品のリスクが低いのも特徴です。

一方で、自由診療扱いとなるため費用は全額自己負担となります。また、効果や副作用の感じ方には個人差があり、すべての人にとって最適な選択肢とは限りません。

治療内容や費用、使用上の注意点については、必ず医師とよく相談した上でご自身に合った方法を選んでください

個人輸入代行サイトの利用は非推奨

海外の医薬品や化粧品を個人輸入代行サイトを通じて購入する方法も存在しますが、この方法は原則として推奨できません

その理由は以下の通りです。

  • 製品の品質や安全性が保証されない
    海外製の高濃度クリームなどを安価に購入できる場合もありますが、正規品であるかどうか、成分や濃度表示が正しいか、そもそも品質が保たれているかは全く保証がありません
  • 健康被害やトラブルのリスクが大きい
    輸送中の破損や劣化、万が一の健康被害が生じた場合、日本の公的なサポートは受けられません。模倣品・偽造品の事例も多く報告されています。
  • 法令違反となるケースも多い
    規定数量を超える輸入や、成分規制を知らずに購入した場合、税関で没収・返送となるほか、場合によっては刑事罰の対象となる恐れがあります。特に医薬部外品は医薬品とほぼ同じ扱いとなり、他人への譲渡・転売は厳しく禁止されています。
  • 自己責任の範囲が非常に広い
    何か問題が発生した場合、すべて自分で対応しなければなりません。「個人使用目的でのみ輸入可」「数量制限」などの法規制を正確に理解し、守る必要があります。

以上から、個人輸入代行サイトの利用はリスクが非常に高いため、基本的にはおすすめできません

しらたま
しらたま

健康被害や法令違反が起きた場合、重い罰則や賠償責任が問われることもあるため、安易な利用は避けるべきです。国内で承認・販売されている製品を選ぶほうが安全です。

肌にやさしい選択肢としてのアゼライン酸|まとめ

化粧品の容器

アゼライン酸は、刺激が少なく穏やかな使用感が特徴のスキンケア成分です。

しらたま
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即効性は控えめですが、継続して使うことで、肌のコンディションを整えるサポートが期待できます。※1

次のような悩みや希望がある方にとって、アゼライン酸はスキンケアの一つの選択肢となるでしょう。

  • 敏感肌で、ニキビや肌荒れをやさしくケアしたい
  • 他のスキンケア製品が肌に合わなかった
  • ニキビやシミなど複数の肌悩みをケアしたい
  • 即効性よりも、肌へのやさしさや継続しやすさを重視したい

肌がデリケートな方や、日々のケアに負担をかけたくない方にとっては、アゼライン酸は試してみる価値のある成分です。なお、肌悩みの種類によっては他のケアとの併用や専門医のアドバイスが有効な場合もあります。

しらたま
しらたま

あなたの肌に合ったスキンケアを見つけるためのヒントとなれば幸いです。

※1 本記事の内容は化粧品に関する一般的な説明です。すべての方に当てはまるわけではなく、効果や安全性を保証するものではありません。

本文章は医師や薬剤師など専門家による診断・処方を代替するものではありません。必要に応じて専門家にご相談ください。

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